これまでの法面の雑草対策方法と問題点
道路、河川、水路、農地周辺等の法面や畦は雑草が生え易く、放置すれば景観上好ましくないばかりか、カメムシを始めとする様々な害虫の温床となり近隣の農作物にも悪影響を与えます。
そこで、草刈作業等の雑草対策が必要になるわけですが、公共用地については厳しい財政の中で十分な回数の草刈作業は困難になって来ております。また農地周辺の法面や畦の草刈は相当の重労働で事故の危険性もあります。そのため、農家の方の高齢化等も要因となって、雑草対策は草刈より作業の楽な除草剤散布が増えてきました。しかし、使用される除草剤が根まで枯らすラウンドアップ系のものが多いため、今まで雑草の根で守られていた法面や畦が雨で簡単に崩れるようになってしまい、更にその土砂が水路や河川に流出するなど環境上の観点からも大きな問題になって来ています。
最近では防草シートを張るケースも増えて来ました。防草シートは弊社も販売しており、比較的手軽に雑草対策が出来るので、人気が出ています。また、しかし、下記のような問題点もあります。
- 年数が経つとシートが劣化し破れ易くなるので、張替えが必要になる。
- モグラやネズミが生息する法面では、シートの下がモグラやネズミの巣になりがちなので、その対策が必要となる。
ヒメイワダレ草での雑草対策と法面植栽・保護
ヒメイワダレ草(ヒメイワダレソウ)は、
- 亜熱帯地方原産の多年草で、非常に繁殖力が強く他の雑草抑制力に大変優れています。
- 草丈が5cm~7cmと短いため草刈の必要がありません。
- 傾斜角のきつい法面でも植栽が可能であり、しかも根が40cm~60cm伸びるため法面をしっかり保護し崩れにくくします。
- 6月から9月にかけて小さな花が咲き、景観形成にも役立ちます。(色は白とピンクがあるが、白が主流)。
このような特性があるため、一度植えて繁茂させてしまえば、それ以降長年に渡って草刈や除草剤散布作業から解放されるばかりでなく、法面や畦の崩れ防止、景観の向上にも多大な効果を発揮します。
しかも、ヒメイワダレ草は稲に大きな被害を与える「カメムシ」を寄せ付けないという特性もあり、害虫対策という観点からも大いに期待できるものであります。
弊社は、ヒメイワダレ草を法面や畦をはじめ様々な場所の雑草対策と緑化、法面保護の新しい手法の一つとしてお勧めしています。
平成19年度から農林水産省所管の『農地・水・環境保全向上対策』が本格的に始まりましたが、その中の農道や水路の法面の雑草対策と保護、緑化、景観形成などにもグランドカバープランツ「ヒメイワダレ草」は大変有効と思われます。
ヒメイワダレ草は道路などの公共用地や屋上など様々な場所の緑化や景観向上にも活用できます
ヒメイワダレ草は道路(農道を含む)、河川、水路、公園、校庭、神社、寺院、工場敷地、住宅の庭など様々な場所の緑化や景観向上の手法としても活用でき、すでに多くの場所で採用して頂いております。
また近年、都市のヒートアイランド現象対策等として屋上緑化が注目され始め、東京をはじめ各地の自治体で助成制度が生まれつつありますが、.ヒメイワダレ草はこの屋上緑化にも大変適していると考えております。㈱ヒメ研グループでは、その活用方法の研究に力を入れております。実績はまだ僅かですが、東京都大田区森ヶ崎水再生センター(日本最大の水再生施設)で採用して頂きました。
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